MATCH REVIEW / WORLD CUP 2026
本命は外れた。それでもプレマッチ分析がライブベットで生きた理由
ワールドカップ準決勝|フランス 0–2 スペイン
8–2
RECORD
2.75u
STAKED
+2.410u
PROFIT
+87.6%
ROI
プレマッチの本命 Spain Corners Handicap 0 は外れた。一方、逆張りで選んだ BTTS No は的中。試合中に構造を修正し、最終的に全10ベットを8勝2敗で終えた。結果だけでなく、何を見て、どう修正したのかをすべて記録する。
START WITH THE PRE-MATCH ANALYSIS結果が出る前に公開したモデル・価格・購入条件を読む試合前は、特に難しいカードだった
フランスとスペインという強豪同士。どちらにも明確な強みがあり、市場も両チームをかなり正確に評価していた。90分勝敗市場では、モデルと実際のオッズにほとんど価格差がなかった。
フランス勝利の実オッズは2.48、モデル上のフェアオッズは約2.47。フランスが勝つ可能性は十分にある。しかし、「勝つ可能性があること」と「その価格で買う価値があること」は別だ。
そこで勝敗市場を見送り、試合構造から Spain Corners Handicap 0 @1.81(0.5u)と BTTS No @2.206(0.25u)を選んだ。
| 90分市場 | モデル確率 | フェアオッズ | 実オッズ | 判断 |
|---|---|---|---|---|
| France | 40.5% | 2.47 | 2.48 | No edge |
| Draw | 30.0% | 3.33 | — | — |
| Spain | 29.5% | 3.39 | — | — |
プレマッチの本命は外れた
スペインのポゼッションと被コーナーの少なさを評価した。今大会平均の獲得コーナーはスペイン7.33本、フランス6.83本。スペインの被コーナーはわずか1.17本だった。
しかし、最終コーナー数はフランス7本、スペイン1本。スペインが22分に先制し、58分に2点目を奪ったことで、先制後のゲームステートが事前の支配構造より強く作用した。
リードしたスペインはコーナーを増やす必要がなくなり、追うフランスは敵陣への進入を増やした。Spain Corners Handicap 0 は敗戦。損失は0.5u。ここは言い訳せず、本命を外したと記録する。
BTTS Noの仮説は成立した
市場ではBTTS Yesが1.684まで売れていた。直近対戦の5-4や、両チームに並ぶワールドクラスの攻撃陣から、両チーム得点側が人気になっていた。
一方、スペインの大会平均被xGは0.31。フランスもノックアウトステージでクリーンシートを続けていた。今回のフランスの最終xGは0.30、ビッグチャンス0、枠内シュート3本。BTTS Noは試合前の仮説どおりに決着した。
試合前分析は、プレマッチベットのためだけではない
試合は実際に始まらなければ分からない。選手の状態、当日の戦術、守備ブロックの高さ、ボールを持つ場所、先制点後の変化。ピッチ上で初めて分かることは必ずある。
事前データがあれば、「なんとなく攻めている」ではなく、何が想定から変わり、どの数字が仮説を支持し、その変化が市場価格へどこまで反映されたかを判断できる。プレマッチ分析は、ライブ分析の土台でもある。
前半、フランスの攻撃はほとんど機能していなかった
前半終了時点は0-1。フランスはコーナーを3本取っていたが、xGは0.04、シュート2本、枠内0、ビッグチャンス0だった。
コーナーは取れている。敵陣にも入っている。しかし決定機を作れていない。この「攻撃量と攻撃の質の乖離」から、HTで5市場を選んだ。5ベットはエントリー時点でXへリアルタイム投稿し、すべて的中した。
| HT | France | Spain |
|---|---|---|
| Possession | 45% | 55% |
| xG | 0.04 | 0.99 |
| Total Shots | 2 | 5 |
| Big Chances | 0 | 2 |
| Shots on Target | 0 | 1 |
| Corners | 3 | 1 |
ゴールではなく、攻撃の質を見た
Total Under 2.5とBTTS Noは、単に前半が0-1だったから買ったのではない。フランスのxG0.04、枠内0、ビッグチャンス0。スペインのxGもPKの影響が大きく、流れの中では両チームとも理想的なフィニッシュへ持ち込めていなかった。
最終シュート数は両チーム10本。しかしスペインはxG1.63、ビッグチャンス3回。フランスはxG0.30、ビッグチャンス0回だった。シュート数ではなく、チャンスの質の差を買った。
3レッグのライブマルチは、別の構造を組み合わせた
France Corners Over 5.5、Spain Corners Under 2.5、Total Offsides Over 6.5の合成オッズは5.096。最終結果はフランスCK7、スペインCK1、オフサイド合計9で、3レッグすべて的中した。
スペインはリードしているため攻撃回数を増やす必要がなく、フランスは押し込む時間とコーナーが増えやすい。フランスが前へ出ればスペインのカウンターが増え、最終ラインとの駆け引きからオフサイドも増えやすい。ゲームステートから発生する複数の数字を組み合わせた。
65分、0-2になってから追加した2市場
65分時点でオフサイドはすでに合計7回。2点を追うフランスはラインを上げ、スペインは背後を狙う。Total Offsides Over 8.5は、あと2回の発生を買った。
一方、ゴール市場はTotal Under 3.0。追加点なしなら勝ち、1点なら返金というラインを使った。フランスの攻撃の質が低く、スペインも2点リードでリスクを取る必要がない。結果は0-2のまま終了し、2市場とも的中した。
80分のFrance CK Over 7.5は、あと1本届かなかった
80分時点のフランスCKは6本。直近約15分で3本増えており、残り時間とアディショナルタイムであと2本を狙った。しかし最終は7本。あと1本届かなかった。
「攻撃していること」と「コーナーが2本以上増えること」は同じではない。残り時間が短い市場では、直近の発生ペースをそのまま延長せず、必要本数と残り攻撃回数をさらに厳しく評価する。Bet Engine側の補正項目として残したい。
当たりも外れも、すべて残す
期待値ベットを続ける以上、当たったものだけを選んで発信しても意味がない。後から都合よく予想を作り替えたり、外れを消したりすれば、Bet Engineを改善するためのデータまで壊れてしまう。
今回の結果は8勝2敗、+2.410u。ただ、一番大切なのはこの数字だけではない。本命が外れた後に何を見て、どう修正し、最後の外れから何を改善するのか。そこまで記録して、初めて分析が次につながる。
これは必勝モデルの販売記録ではない。僕とBet Engineの成長日記に近い。当たりも外れも、ありのまま発信する。
FULL BET LOG
実際にベットした全マーケット
| Entry | Market | Odds | Stake | Result | Profit |
|---|---|---|---|---|---|
| PRE | Spain Corners Handicap 0 | 1.81 | 0.50u | Lose | -0.500u |
| PRE | BTTS No | 2.206 | 0.25u | Win | +0.302u |
| HT | Total Under 2.5 | 2.10 | 0.25u | Win | +0.275u |
| HT | BTTS No | 2.995 | 0.25u | Win | +0.499u |
| HT | France Team Total Under 1.0 | 1.97 | 0.25u | Win | +0.243u |
| HT | France SOT Under 3.5 | 2.112 | 0.25u | Win | +0.278u |
| HT | France CK O5.5 × Spain CK U2.5 × Offsides O6.5 | 5.096 | 0.25u | Win | +1.024u |
| 65′ | Total Offsides Over 8.5 | 1.925 | 0.25u | Win | +0.231u |
| 65′ | Total Under 3.0 | 2.235 | 0.25u | Win | +0.309u |
| 80′ | France Corners Over 7.5 | 1.992 | 0.25u | Lose | -0.250u |
合計:10ベット/8勝2敗/投資2.75u/利益 +2.410u/ROI +87.6%
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この記事はEV Bet Engine公式サイトを正本として公開しています。過去にnoteへ掲載した版がありますが、最新版・更新履歴は本ページに集約します。